H29年度 合格体験談より 学芸大大泉・聖学院合格 勉強ではなく〝クイズ”として指導
H29年度 合格体験談より 「学芸大大泉・聖学院合格」
過去問だけにとらわれてはダメ! 子供にクイズを出す感覚で抵抗感をなくすと楽しめました。
実はある私立の受験で、失敗したと思ったことがあるので、まずそれをお話しします。その学校の説明会に行った際、テストについて具体的にお話をしてくれました。過去問を紹介した際に、図形問題では「1つは台形や三角を使った分割の問題、もう一つは回転図形などがでます。今年もそういった問題を出す予定です」ということだったので、その学校を受けるにあたって、徹底的にそれらをやりました。すると実際出たのは回転図形ではなく鏡図形だったり、他も全く異なりました。回転図形が絶対でるから、といって何度もやらせていたために、息子は本来はわかっているはずの鏡図形も、混乱してわからなくなってしまったようでした。
武田先生からも、「過去問はあくまでその年にでた問題ですから、過去問だけをやるやり方では対応できません。それに子供は、これがでるというと、それが出なかったときに戸惑うものです」と言われていましたが、本当にその通りでした。
とはいえ、最終的には希望の学校の合格がいただけたことでホットしています。勉強のやり方としては、子供はわからないことを嫌がるので、そのプレッシャーをなくすため、勉強はクイズなんだと話しました。だから最初はわからなくて当たり前なんだよ、と。 すると息子はできないことは当然と思うようになり、抵抗感を減らすことができました。
また、問題を出したときに、これは何を言っているのか、というのをまず最初に説明させました。できないときは助けるようにしたところ、初めての問題にも何をすべきか、理解ができるようになりました。
武田先生も、授業の進め方として、こうしたやり方をとっているので、家庭でも教え方が大変参考になりました。
丁寧に教えるというのは、こういうことなのだと思い、これから始まる小学校でも、一緒に考えていくようにする姿勢ができたように思います。