願書のコツ 室長かアドバイス (8月~9月)願書の準備は8月からがベスト!そのポイントをご紹介
面接の前にやっておきたいのが、願書の下書きです。文章にまとめることで、面接でいうべき内容、ポイントがしっかりイメージできるからです。
また、願書配布に際して、内容がわかってくるのも
このころです。
基本的に埼玉、神奈川、千葉などの近県では9月からの受験となりますので、願書は8月末には提出することになります。
都内は10月からの出願が多いので、(最近はネットでのオンライン出願がほとんどとなりましたが)8月頃から準備しておかれると最も忙しい9月、10月に余裕ができます。
書く内容は学校により、量も異なりますが、やはり練習しておきたいのが下記の内容です。
① 出願理由:面接でのアドバイスにも書きましたが、パンフレットに書いてあるような学校側の言う特色だけをあげて、作られた志望理由を書かないこと。
一般的に、「先生が素晴らしい」「しっかりした教育をしている」などの、いわゆる”きれい事”を書きがちですが、学校でもいろいろな種類があります。
大学までの附属、高校までの進学校、中学受験をする学校、共学校、別学、などです。また宗教があるかないかも考慮します。そのうえで、どうしてこの学校を志望するのか、という説得力のある理由を書くと、しっかりした志望理由があることが伝わります。
②子供の性格:具体的に書くこと。ただし、細かすぎないこと。
これもまたよくありがちなのですが、「明るく、元気な子です」といったイメージだけの書き方は、本当のお子様の性格が伝わりません。具体的に、どう明るいのか、元気なのはどんな様子からなのか、などを書きましょう。たとえば、「誰にでも自らかけるような明るさがある」などです。また、長所だけでなく、短所も書きましょう。短所も同じく、具体的に書くことが大切。
ただし、日記のようにあまりに日常起こったことを、細かく書くのも注意です。例えば「昨日、○○に行ったとき、○○のようなことがありました」などとはじまって、だからどういう性格だと感じてほしい、といった書き方です。
この他にも、ポイントはいくつかありますが、難しいのは願書の書き方の手本は、なにかの指導書をまねできないということです。具体例は家庭によって、またお子様によって異なります。そこで、フォレスト幼児教室では、室長による徹底した願書指導をしております。
*あくまで保護者が書いた内容の趣旨を変えずに、いいまわしや文章の順序を変えることで、すっきりし、また学校側に十分、ご家庭の伝えたいことが伝わるように、文章を整えていきます。
時々、願書添削を、「てにおは」を直すだけだったり、誤字脱字のみの添削をするケースがあると聞きましたが、それは本来の添削ではないと思っております。手間はかかりますが、そのご家庭の趣旨を受け止め、読んで納得できる文章に添削させていただいております。
(ただし、願書添削は内部生のみにさせていただいております。